孤独死と無縁社会
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孤独死を防ぐには

 孤独死を防ぐためにはどうすれば良いでしょうか。幾つかの例、考え方をここで示しますが、これはあくまで現状における、基本的な対策です。社会での問題意識が高まることで、ここには無い、新たな対策も増えていくことと期待しています。

 

そもそも、孤独死は悪いこと?対策は必要?

 孤独死は悪いことではない。人間は生まれる時も一人なのだから死ぬ時も一人でよい。畳の上で死ぬつもりは無い。…などといったご主張、考えをお持ちの方もいます。弔いも要らない、死後はどうでもよいという、ご自身の「気持ち」だけの問題であれば、そのような考え方も宜しいかと思われます。

  問題は、その後、ご遺体の発見が遅れる場合が多い、という点です。ご遺体の腐敗と異臭による建物や財産の劣化や、死亡手続きが進まないことによる年金や税金などのトラブル、等々…周囲の他者や社会へのダメージとなるケースが、後を絶ちません。

 他者への迷惑を掛けても良い!というとんでもない思想で無ければ、たとえ「死ぬときは一人で良い!」という方であっても、自分自身の死亡が、他者にすぐ伝わる状態であるべきです。そして、「孤独死そのものへの対策」も「死後にすぐ気づいてもらうための対策」も、結果的には、ほぼ同じ内容になります。

 

一人暮らしの本人として出来ること(例)

とにかく「他人との交流を持つこと」と、「健康管理を行う事」が基本となります。
・定期的な健康診断を受け、致命的な病気は早めに発見する
・可能であれば誰かと同居する
・住まいは親族や友人宅の近くにし、行き来する習慣を持つ
・訪問介護サービスなど、定期的に人が訪れるサービスを利用する
・普段からご近所付き合いをし、挨拶や声を掛け合う関係を作る
・携帯電話やブザーなど、突発的な傷病時にすぐ周りに知らせる道具を持ち歩く
 

周囲に一人暮らしの知り合いがいる方は(例)

 様々なトラブルを避けたいが為、人付き合いを忌避しがちな世の中ですが、その為に周囲の方が孤独死された場合の精神的ダメージは計り知れないものがあります。場合によっては、異臭などによって身体的、財産面でのダメージに繋がる場合もあります。
できる限り、周囲に気を掛けてあげることが、結果的に自分を守ることになります。
・定期的に電話やメールで連絡を取り合う(生存確認)
・若いから大丈夫、と思い込まない(若年層の自殺、孤立死も増えています)
・ご近所の方の場合、いざという時に連絡して欲しい先(ご家族、不動産管理会社、警察など)を聞いておき、長期間姿が見えない場合はそこへ連絡し、様子を見てもらうようにする
・地元の孤独死相談窓口を確認しておく。(市役所、警察、NPOなど)
札幌市での孤独死相談窓口一覧